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ホンダ
2023/11/29
『N-VAN 660L 』 が入庫いたしました。
パワーユニットはN-BOXと共通の「S07B」型を、商用車特有の積載負荷や使われ方に配慮して最適化。NAエンジンは最高出力・最大トルクがN-BOX比で4kW (5PS)/1N・m (0.1kgf・m)引き下げられている(ターボエンジンのスペックはN-BOXと同一)。トランスミッションはホンダの商用車では初採用となるCVT(ホンダは「無段変速オートマチック」と呼称)を全タイプに設定するほか、NAエンジン搭載車はS660用をベースに改良した6速マニュアルを軽商用車で初採用している。
安全性能では、安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備とした。衝突軽減ブレーキ<CMBS>、歩行者事故低減ステアリング、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、路外逸脱抑制機能は全タイプに備わるほか、「無段変速オートマチック」(CVT)車のみ、誤発進抑制機能、ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>、LKAS<車線維持支援システム>、後方誤発進抑制機能の各機能が加わる。また、「N-VAN +STYLE」全タイプにはオートハイビームも追加される。
当初は全ての生産を本田技研工業鈴鹿製作所で行っていたが、2021年に生産の一部をホンダオートボディーへ移管している。ホンダオートボディーにおいては、アクティバン/バモスの生産終了以来3年ぶりに軽ライトバンの生産が復活することになった。
先述した通り、後部スライドドアを採用したモノスペースタイプのハイトワゴン型軽商用車であるが、前方にエンジンを収めたボンネットフードが存在するため、全国軽自動車協会連合会の新車販売統計では「軽貨物車内訳-ボンネットバン」枠での集計が行われている。
「Honda SENSING」はNA車に設定されていた非装備仕様が廃止され、従来は「N-VAN +STYLE」のみに装備されていたオートライト/オートハイビームを「N-VAN」にも拡大して全タイプ標準装備となった。
タイプ名称が変更となり、「N-VAN」は「G」、「L」に変更。「N-VAN +STYLE」は「+STYLE COOL」系タイプを廃止して「+STYLE FUN」系タイプのみに集約した上で、タイプ名称を「+STYLE FUN」、「+STYLE FUN・ターボ」にそれぞれ変更したことで、全タイプハイルーフ仕様となった。
ボディカラーは「+STYLE FUN」系タイプで変更となり、「ピーチブロッサム・パール」を廃止する替わりに、「フレームレッド」と「サーフブルー」を追加して8色展開となった。なお、「+STYLE COOL」系タイプ専用色の「プレミアムベルベットパープル・パール(有料色)」は「+STYLE FUN」系タイプには設定されず、廃止となった(「G」・「L」は変更なし)。
また、今回の一部改良によりWLTCモードによる燃料消費率並びに排出ガスに対応(燃料消費率はJC08モード走行の数値も併記)し、全タイプ「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。
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